第2章 王道ビジネスの呪縛と強制終了

普通の主婦が幸せな魔女になるまでの軌跡 第2章

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深い霧の中に迷い込む「ビジネス迷子」

起業後、私が入っていったのは「成果を出すことが正解」の世界でした。

SNSの更新、セールス、マーケティング。求められるのは常に数字と実績。
自分に限界を課す数字にコミットし、限界を超えていくことが、成功である。
そこは、そういう場所でした。

最初は
「この純粋な想いを届けたい。だからこそ、マーケティングを学ぶ必要があるんだ」という
真っ直ぐな想いだったのです。

けれど、いつの間にか目的がズレていきました。

せっかく会社員を辞めてまで始めた起業です。
「しっかり学んで、成果を出さなくちゃ」
「会社員と同じくらいの収入がないと、会社を辞めた意味がない」

ここで世の中に認められなければ、ただの負け犬になってしまう。
そんなプレッシャーと恐怖が足元にありました。

何が何でも、それなりの稼ぎは頑張ってひねり出さなくちゃ!」と自分を追い詰め、
朝から晩までタスクをこなす日々。


「これ嫌だな、楽しくないよ?」という心の中の声を、
「成果を出すのが正解なんだから」と力ずくで却下し、
自分の違和感を封じ込めて頑張り続けました。

「これでは会社員時代と同じではないか」
私の時間のほとんどを会社に差し出していたあの頃と、構造は何も変わりませんでした。

それでも。
「何が何でも、それなりの稼ぎは頑張ってひねり出さなくちゃ!」と自分を追い詰め、
朝から晩までタスクをこなす日々。

「これ嫌だな、楽しくないよ?」という心の中の声を、
「成果を出すのが正解なんだから」と力ずくで却下し、自分の違和感を封じ込めて頑張り続けました。

やりたくなくても、やらねばならぬ。


やりたくなくても、やらねばならぬ。

周りを見れば、みんな涼しい顔をして成果を出している。
『私だけが、何をそんなに苦しんでいるんだろう?』
『みんなやれているんだから、私も頑張らなくちゃ』
甘えていちゃダメだ』
誰に言われたわけでもないのに、
自分を追い詰める声が、頭の中で鳴り響いていました。



でも…
頑張っても、頑張っても、もうできなくなった。

もはや、自分が何をしたくて、どこへ向かっているのか、
それがいったい、誰の何のためになるのか、

なにもかも、解らなくなっていったのです。


発信したくないし、外へも出て行きたくない。
そんな本音が、私の心を支配し始めました。

そしてついに、ブログを書く手が止まり

個人起業家にとっての
「強制終了」を迎えたのです。

暗闇の中でみつけた「小道」

動けなくなった暗闇の中で、
ようやく立ち止まり、冷静に分析して分かったことがありました。

私は、
このやりかたは「王道」なんだから、
その先に自分ビジネスの成功がある=私の幸せがある、
きっと私が求めているものがあるはずだ。と…そう思い、


その「正解」に自分を合わせることが、私の幸せに繋がると思い込んでいたのです。

けれども、実態は
外側の評価に自分の判断軸を完全に明け渡し、
他人基準の物差しで人生を創ろうとしていただけ。
です。


「これは嫌だ」「本当はこうしたい…」という欲求を、却下し、
「これは私にはあわない」「辛い」という、
素直な想いを無視し続けることで、
自分に対する信頼を自分で裏切りつづけていました。


「私は、私を幸せにしようとはしていない」

「あぁ、ならばこの道は、私にとっての正解ではない」


そう確信した私は、舗装された王道を降り、
自分にとって歩きやすい「小道」を歩く決心をしました。

そこには、躊躇はありませんでしたが、

あぁ、これで本当に歩きたい道を歩ける。安堵感と、
本当に大丈夫だろうかという、少しの不安が入り混じっていました。

それでも、私は
「私にとってぴったりな道を、自分で作りながら歩こう」
「その方がきっといい」そう思えていました。

それは、もはや「自分探し」の旅ではなく、
ようやく本来の自分に還っていく『帰還』の旅路。

なによりも、私にとっての「正解」を見つけることへの期待が
私を後押ししてくれていました。

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