子育てのあとに訪れた「人生の迷子」

普通の主婦が幸せな魔女になるまでの軌跡 第1章

目次

自分探しの旅のはじまり

子育てが一段落した40代の初め。
最初に頭に浮かんだのは「社会復帰」でした。

「ただのおばさんにはなりたくない、自立した大人の女性になりたい!」そう思い、
巣立つ子供と肩を並べ、若い頃の経験が生かせる職業への就職を果たします。


けれど、待っていたのは会社と家庭での過酷なダブルワークの日々。
経済的に自立している誇りはあっても、ゆとりを感じる時間は削られ、
自分のための時間は子育て中よりも少なくなっていました。

少しぐらい体調が悪くても、休んでなんかいられない。
せっかくの休日なのに、どこかへ出かける元気はない。

温泉やスパ、買い物で、自分へのご褒美を与え、ごまかしつつ
また、会社のために自分の機嫌を何とか取るような日々でした。

ふと自分の手元を見たとき「自分の時間を切り売りしている」感覚に、
猛烈な虚しさを覚えてしまったのです。

「私は今、本当にやりたいことを、やれているのだろうか?」と。

そもそも私は「何がやりたいんだろう?」

子育てが一段落したのだから、
やりたいことを自由にできるようになったはず。
なのに、今度は「会社のために」生きていないか?

この先、どう生きていきたいの?

私はこの先、ただ先細っていく人生を、
ただ眺めることしかできないのだろうか…

そもそも私は、何がやりたいんだろう?

焦りや無力感が募る中、
ふと、本棚の隅で埃をかぶっていた「タロット」を見つけた瞬間、
幼い頃の記憶が鮮烈に蘇りました。

「そうだ、私、魔女になりたかったんだ!」と。

それからは、それら精神世界の学びや、神秘への探究を愉しみ
心理学、占星術、タロット、エネルギーワークなど、
自分の本当の願いを論理的に紐解くプロセスに没頭していきました。

私にとってそれらは、
自分を客観的に見つめ直せる「高性能な内省ツール」であり、
選択・行動の判断軸が磨かれ、自己信頼感を育くむものでした。

まるで、眠っていた私らしさを取り戻せたかのような、
充足感で目の前の霧が晴れた歓びに包まれたのです。

この歓びを、伝える側にまわりたい!

「この学び・気づき、そして歓びを、伝える側にまわりたい」と
会社員の傍ら始めたブログが、あっという間に読者4000人を超え…

「必要としてくれる人に喜ばれ、わたし自身も役に立てる歓びを味わい
それを《仕事》に出来るとしたら、なんと素晴らしいことだろう!」

「これぞ、私の生きる道!」と、思うようになりました。

「残りの人生を、もっと自分のために使いたい」と会社を辞め、
意気揚々と起業の世界へ飛び込んだのです。

それは一人の大人の女性としての、切実な本望であり、
小さい頃の夢を叶えよう!と、大人になった私からのプレゼントでもありました。

「さぁ、これで、人生の迷子からは抜けだせた」

そう思い、期待に胸を膨らませて足を踏み入れたその世界に、
想像をはるかに超えた「新たなる関門」が待ち受けているなんて
思いもしませんでした…

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